カバーがオリジナルを食う時代

YouTubeで音楽を聞くような人なら「high_note Music Lounge 」を知っている人は多いと思う。自作のオケで有名所の邦楽をカバーしているのだが、タイトルであたかもオリジナル or公式かのような勘違いを狙っている、セピア調のサムネが目印の、アレだ。
アレを聴いた若い世代の人がアレをオリジナルだと思い込み、オリジナルをカバーだと勘違いするような事態に発展しているらしい。

…歌ってみた扱いされているやなぎなぎさんが可哀想(元歌い手さんだけど)。
しかし原曲を知らなければそれがオリジナルかカバーかなんて分かりようがない。俺も夏祭りといえばWhiteberryしか思い浮かばない。ちなみにhigh_note Music Lounge は夏祭りもカバーしていた。あーもうめちゃくちゃだよ。

もう音楽をYouTubeで探す習性は止めようがないだろうから、昔の曲でも公式が積極的にYouTubeにアップしていくようにするしか対策はないのかもしれないっすね(スピッツみたいに)。

ニコニコ上でもボカロのオリジナル曲より再生数の多い歌ってみたが散見されるようになって久しいけど、こっちももはや”初音ミクの丸々~”とか”誰々Pのナニナニ~”とかじゃなくて”MFMFの~~”とか”そうくんの~~”みたいな扱いになっているのだろうか。

バーチャル美少女受肉おじさんが流行っているらしい

らしい。略してバ美肉。

要はVRを駆使して美少女キャラクターの肉体をおじさんが操り、YouTuber的な活動をするのが一ジャンルとして認知されつつあるらしい。いつの間にそんなことに…
halさんという仲良くさせてもらってる歌い手さんがいるのだが、彼もそんなおじさん(失礼)の一人であり、VirtualCastを使って受肉に成功後、カラオケ生放送で300人近く視聴者を集めていた。彼のウリはいわゆる「女声」だ。やはり美少女の身体を持つのなら声も美少女のほうがウケが良いようである。で、中身はおじさんなので視聴するおじさんたちのツボに合った曲を歌えるのだ。そりゃ強いはずだ。

そんなバ美肉、「お前もやってみて、どうぞ」などと言われてはいるのだが、どうも受肉に魅力を感じられない。あんな声出しているくせにかわいい女の子になりたい願望は乏しいのかもしれない。少なくとも今取り組んでいるアレやソレが済まないことには他のことに取り組む時間もないし、もうしばらく様子見といったところである。

でもこのおじさんが美少女を演じ、それが受け入れられている現象はすごく素敵やんと思ってます。生まれてきた性別に縛られることなく自己表現できる土壌が、今後広まっていくことを一人の変人として期待しております。