「工事現場の女」と過去を引きずる男

工事現場の女

小林オニキスさんが”クソ久しぶり”にボカロオリジナル曲を公開した。

クソ久しぶりに曲なんぞ作って公開してみました。

初音ミクオリジナル曲 工事現場の女 / 小林オニキス

“クソ久しぶり”とは、前作「プレパラートデイズ」から約3年ぶりという意味である。もし6年ぶりだったら”クソクソ久しぶり”だったんだろうか。

歌詞や曲の聴きどころはオニキスさんのHPに書かれてあるので、そちらを参照されたほうがいいと思う。
ただ、変わらない軽快な文調の中ラストに切迫した思いが綴られていたので、もしやサスペンス劇場のように突如事件に巻き込まれるのではないか……と不安を掻き立てられるような、そんな気持ちがよぎった。

オニキスさんが語っていないことで特筆すべきなのは、イラストに初音ミクが描かれていることだ。
動画内に歌っているキャラクターが登場するのは近年のボカロ曲では珍しいほうであり、オニキスさん制作の動画に関して言えば「さよならアストロノーツ」以来、11年ぶりということになる。クソクソクソ以上の久しぶりだ。 ※

もし「工事現場の女」を初音ミクとするなら、”消し去ってしまいたいような出来事”も、”大切な記憶”も、”新しい未来”も、空耳に聞こえる何かも、すべてが深い深い意味を持つのではないだろうか。
マジカルミライに足繁く通うようなVOCALOIDファンであれば、きっと考察のしがいのある曲だろう。何せオニキスさんはその関係者と言っても過言ではない人なのだから。

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M3-2019春 反省会

お疲れ様でした!
新譜のないサークルはどんな感じで過ごせるのかを体感できました。即売会に足繁く通うような人は買い逃すことなんてないんだなあと…
ブースで人の流れを見ながらまったりしたり、CDを買い漁ったり挨拶しに回ったりして過ごしました。
わざわざブースに訪れて感想くださった方ありがとうございます!!席外してばかりでスイマセン!!

M3も通い始めて結構経つんですが、年々来場者が増えてる気がするんですよね。第一展示場はコミケかよってくらい混んでたし、開場から1時間くらい経っても入場するために長い列を成してて時間かかったり……
音ゲー、DJイベントの隆盛でメジャーシーンでない音楽を知る機会が増えているからなのかもしれません。

というわけで戦利品はこちらァ!

  • past & current / siraph
  • diez / binaria
  • Nachtflug / binaria
  • 双子のダイアログ / binaria
  • close to you / Kidlit (On Outscape)
  • #D3V1L / ETIA. (いただきもの)
  • Vocis Helix / Sennzai&alico
  • Evergreen / Limonène
  • The Seasides / The Green Ghosts
  • The Green Ghosts
  • Melting Point Vol.1+2 / The Liquid Ray
  • Library of memory EP / vc fox
  • Garden of eden EP / vc fox
  • aeterne
  • florere / aeterne
  • 新世界より / mamomo

特に金下ろしてなかったところにbinariaの旧譜という思わぬ出費があり札が足りなくなるという。
買えなかった分はGW明けに委託を買おう……削除さんとこの新譜とか…………

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M3-2019春 告知

平成最後の音系同人イベント、M3が4/28(日)に開催されます。

ひのきのとう(J-11a)としての頒布作品は以下になります。
※新譜は今回ありません

実り-Jacket

1st Album 『実り』
全11曲
イラスト付き歌詞カード(7枚)
¥1000

ほしのあめ
(桧木・forute・chyoma)
全3曲
¥700


❒参加作品

ETIA.さんの新譜『#D3V1L』にてJenga名義で2曲ボーカル参加しております。

  • 02 On And On!! (Club Extended)
  • 08 Hurt
#D3V1L 特設サイト: http://3t1a.net/d3v1l

On And On!!」はBMSイベント”G2R2018“参加曲のロングバージョンです。「Hurt」はアルバム書き下ろしの新曲で、「Ikaros」以来、氏久々の歌モノと言っていいと思います。これまでなかった主観的でおセンチな詞が印象的です。好評だといいナァ…

何時だって死ぬリスクを抱えて生きている

ヒトリエからのお知らせ
https://www.hitorie.jp/news/#505720

ヒトリエの中心的存在であるボーカル、wowakaさんが急逝した。
全国ツアー真っ只中の訃報であり、本当に急だったことが伺える。

誰もが驚き、悲嘆に暮れた。Twitterのトレンドにwowakaさんが表示され、niconicoのVOCALOIDランキング上位はwowakaさんの曲で埋め尽くされ、米津玄師はブログを書いた

残念ながらヒトリエはあまり詳しくなく語れることがないのだが、wowakaさんに関しては09~11年のVOCALOID界隈を牽引した方として強く印象に残っている。高めのBPM、詰め込みの歌詞、人間にはキツめのキーを特徴とする所謂「ボカロっぽい曲」の礎となった方だ。それ故に数多のボカロPさんが影響を受けて「ボカロっぽい曲」が次々生み出され、コアなボカロリスナーが同じような曲ばっかりウケてツマンネと毒を吐き、当のwowakaさんが疲弊して長らくVOCALOIDと距離を置いた程度には影響力を持っていた。
その辺りの氏の心情は「アンノウン・マザーグース」の歌詞と、ナタリーのインタビューでほぼ吐露されているようなので、興味のある人は噛み砕いて読んでほしいと思う。
(一時代を築いた故の苦悩に関してはBMS界隈における削除さんと似たところがあるのかもしれない……)

アンノウン・マザーグースは初音ミク誕生10周年を機に作られた曲だったのだが、wowakaさんがまた何かのきっかけでVOCALOIDで曲を書いてくれる可能性は、これで完全に絶たれてしまった。これも悲しい。

こうやって意識の向こう側から訃報が飛んでくると、改めていつまでも生きている人などいないことを痛感させられる。この間も有名なYouTuberが若くして事故で亡くなったことは記憶に新しい。人間、結構簡単に死ぬ。

大切に思っている人には長生きして欲しいものだが、そう上手くはいかないのが人生だ。伝えたい思いは、心残りのないように、生きているうちに伝えておきたいと、そう胸に誓った。

小学6年生の決意表明

私の通っていた小学校は、卒業式に証書を授与する際に、出席者に向かって「将来の夢」的なやつを表明する風習があった。(今もそんなことやってるんだろうか?)
 例)オフ会に1000人集められる大物YouTuberになります!
   不労所得だけで生きていける資本家になります!

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