
ゴールデンウィーク中の余暇を使って、最近話題のゲーム『都市伝説解体センター』をクリアした。
※本記事はゲーム内ネタバレを含みます
ゲーム自体への評価は今回書きたいメインの話ではないので簡単に記載するまでとする。クリア直後はそのインパクトの強さに大いに興奮したが、落ち着いて振り返るにつれて設定や展開の粗の多さが気になった。しかしなんだかんだ楽しめたほうだと思う。
ネット上の評判は概ね「ゲームをあまりやらない人ほど好評で、ゲームをよくやる人にとっては過大評価のように感じる」であり、SNSで絶賛されているよりは人を選ぶゲームだと思う。個人的には都市伝説やミステリーが好きな人向けというよりは、X(Twitter)や匿名掲示板のドブ川インターネットに慣れ親しんだ人向けのように思う。そのぐらい都市伝説は付随的要素であり、本質は現代社会への風刺にある。タイトル通りのものを期待するとトンカツが食べたかったのにカツカレーが出てきたような気分になるかもしれない。
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