mini Album 「ペールトーンの空模様」

ペールトーンの空模様、略してペ様です。死ぬほど、好きDAKARA~~!!!(別人

雨に関する曲が好きだからそういう曲を集めて歌おう、という安易な気持ちで「雨の日々」がテーマとなりました。

でも2019年死ぬほど雨多かったし、天気の子で雨を題材にされるし、台風は2つも上陸するしでみんな散々雨を堪能した後になってしまったので、このコンセプトはちょっと失敗だったかもしれない…と思ってます。

でもお陰様で?駅の地下通路から出ようとするとパラパラ雨が降っていて、入口近くで折り畳み傘をさすのか、走って通り過ぎるのか判断を迫られている人たちをよく見かけることがありました。キャッチコピーとしてちょいちょい使っている「雨は、人を立ち止まらせる」はその風景から生まれたものだったりします。

録音を繰り返しながら、雨を題材にするというのは後ろ向きな気持ちを表現するということなのかなあ、と思いました。明るさを感じられる曲がないんですね。安易に決めたテーマでしたが、結果として色々なことを考えさせられました。

曲順についてはバラバラに作られたはずなのにどこか繋がりがあるかもしれない……みたいな想像を働かせられるようにしてみました。曲順に合わせて季節も初夏→真夏と遷移してたりします。アカシアが春に咲く花?どこの世界の話かな??????

アルバムタイトルですが、5曲揃った時点で全曲日本語タイトルになったこと、曲名から雨の主張が強かったことを顧みて「日本語」かつ「『雨』という言葉は使わない」という縛りで決めました。
雨→滴り→「○○の滴り」とかどう?→何が滴る……?→色関係にすればしっくりくるのでは?→パステルカラーよくね?でもキラキラしすぎてるなあ…→ペールトーン!これええやん!→空模様のほうが語呂よくね?→滴りリストラ……という流れでした。滴り、最後の最後で選考漏れしてしまう三浦カズみたいになっちゃいましたね。(世代バレする例え)

ちなみに仮タイトルは「rainy rainy days」でした。まんまですね。ただちょまさんからの評価は結構高かったようで、タイトルペ様に変えるよ!と伝えたところ正直前のほうが良かった…、と返されてしまう。あんなに一所懸命考えたのに……
なのでイラストのタイトルは「rainy rainy days」なんですよ(豆知識)

近年のボカロ曲は耳に残る強い語彙だったりメロだったりを多用されるんですけど、私は落ち着いた曲が好きなもんなので、欲望に忠実になるとどうしても軽く5年以上前の曲をお借りする羽目になっちゃうんですよね。オリジナルの皆さんに無茶を要求している自覚はありまして、呑んでいただいて本当に頭の下がる思いです……
最近の曲をお借りしたほうが色々な面でみんなハッピーなのは分かっちゃいるんですけど……